技術派遣員制度について |
海外での仕事を希望する技術者の方を各国にある日本の在外公館(大使館、総領事館、日本政府代表部等)に派遣し、主として事務所や公邸等の保守点検・整備を行ってもらう制度です。
1.募集概要
1)業務内容
在外公館施設(事務所、公邸など)の保守・維持管理業務
①建築設備の整備・運転
②設備・機械に関する操作方法の大使館員への説明(デモンストレーション)
③近隣の在外公館への出張(保守・維持管理業務の支援)
2)派遣先
在外日本国大使館、総領事館、日本政府代表部
3)給与・待遇
一般社団法人国際交流サービス協会が定めた報酬、住居費、及び渡航にかかる費用を支給。労災、社会保険完備。公用旅券を発給。
4)応募資格
①日本国籍を有する者
②高等学校卒業以上の者
③普通自動車運転免許証を保持する者
④建築関連業務に関する技術資格を有し、同業務の実務に数年の経験を有する者。海外勤務経験があることが望ましい
5)必要とされる語学力
派遣国・業務内容による。
6)派遣期間
原則として2年(1年契約、更新は1回まで可)。ただし、健康上の理由、派遣先国の政情不安等により短縮される場合があります。
7)身分
一般社団法人国際交流サービス協会の嘱託職員
2.赴任までの流れ
1)登録
下段にある「登録用紙をプリント」をクリックし、登録用紙をダウンロードの上、記入・写真貼付したものを「個人情報利用目的通知書 兼 同意書 (応募者向け)」とともに郵便またはメール(gijyutsuhakenin@ihcsa.or.jp)でお送りください。
2)応募
技術派遣員として登録している方には募集公館が出る毎に、メールにてご案内いたします。
ご希望の派遣先募集が開始されましたら、メールでご応募下さい。
なお、登録用紙はお送りいただいてから3年を経過した時点で 一旦処分させていただきます。
再度登録をご希望の場合は、新しい登録票をお送り下さい。
3)選考
応募された方に対し書類選考をし、合否をご連絡します。
合格の方には書面で面接の日時をご連絡します。
4)面接
当協会にて面接を行ないます。
面接時の交通費は自己負担となります。ご了承下さい。
5)赴任前健康診断
面接に合格された方には、所定の用紙にて健康診断をお受けいただきます。
健診結果を協会産業医が確認し、赴任に問題なしと判定されましたら、正式に内定となります。
6)赴任
具体的な赴任日は、ご本人、外務省本省および派遣先公館と協議の上決定します。
3.登録期間
登録は随時実施しております。
募集公館 (2018.05.18応募締切) |
技術派遣員Q&A |
Q1:派遣中はどのような身分となるのでしょうか?公務員ですか?
A1:国際交流サービス協会の嘱託職員として在外公館に派遣され、現地では館員に準じたものとして遇されます。
Q2:労働に関する諸条件は日本のものが適用されるのでしょうか?
A2:休日・就業時間は各公館の定めによるものとします。
Q3:具体的な勤務内容はどのようなものになりますか?
A3:派遣先によって異なる部分が多いので、派遣が決定しましたら、業務に関するブリーフィングを個別に行ないます。
Q4:現地へ赴任するにあたり、引越し等の費用はどのようになりますか?
A4:支度金、移転料、着後手当、移動月の報酬を出発前に日本国内の指定銀行口座に振り込みます。
渡航手続きは協会が行い、航空券をお渡しします。
Q5:現地での住居はどのようになりますか?
A5:着任直後は現地手配による宿舎(ホテル)を利用いただくことになります。
その後、各自住居を探していただき、家主と派遣員本人で賃貸契約を取り交わします。
Q6:2年間の勤務の後、就職の斡旋は考慮いただけるのでしょうか?
A6:任期終了日より7日後に契約満了となります。就職の斡旋は行なっておりません。
Q7:給与、待遇等の条件を教えて下さい。
A7:報酬は国内報酬、在外報酬からなり、その他住居手当が支給されます。
具体的な金額は、各募集公館の欄に記載します。また超過勤務手当(残業代)、12月に年末手当を支給します。
海外労災及び社会保険(厚生年金、雇用保険、健康保険)に加入します。
週休2日。年次有給休暇は1暦年に最大20日。その他、年末年始休暇、夏休み、その他の休日等があります。
【技術派遣員に関する問い合わせ先】
一般社団法人国際交流サービス協会 人材事業部 技術派遣員係
〒100-0013 東京都千代田区霞ヶ関2-2-1 外務省庁舎第一別館
TEL:03-3580-1870 FAX:03-3580-1829
TEL 受付時間:月曜日~金曜日 10:00~12:00/14:00~17:00
E-mail: gijyutsuhakenin@ihcsa.or.jp